県保健福祉部は29日までに、2020年度に県立岡本台病院で発生した医療事故などの状況を公表した。総数は前年度比147件減の653件で、このうち99.1%に当たる647件が重大事故を未然に防いだ「ヒヤリ・ハット」事例だった。医療事故に至ったのは同4件減の6件で、死亡事例はなかった。

 医療事故の具体例は、転倒や壁に体を打ち付けたことなどによる骨折、患者同士のトラブルでの外傷など。病院側は転倒を防ぐ対策として、移動時には看護師が介助を行うなどの対応を取ることとした。