地域の繁栄、熱湯浴び祈願 清滝神社で「湯立て神事」 日光

 【日光】約1200年の伝統がある「湯立て神事」が15日、清滝1丁目の清滝神社で行われ、神職が大釜の熱湯を全身に浴びて地域の繁栄などを祈った。

 同神社は820年、弘法大師によって創建されたと伝えられる。湯立て神事は創建当初から行われ、修験者の修行から地域の祭礼へと変わってきた。熱湯を浴びる形式が残る地域は全国でも数少ないという。

 この日は氏子や近隣の清滝小児童ら多くの人が参列。白衣を身にまとった神職篠田薫(しのだかおる)さん(51)が両手に持ったササの束を湯が煮えたぎる大釜に浸し、勢いよく真上に振り上げて熱湯を浴びた。周囲は真っ白な湯気に包まれた。