国勢調査の市町別人口と増減率

 2020年国勢調査速報値の本県総人口は193万4016人で、1990年調査と同水準まで下がった。ただ、市町別の人口構成は当時と大きく様変わりしており、JR宇都宮線沿線とそれ以外の地域で明暗が分かれた。

 宇都宮市は90年調査比で5万3864人増え、小山市は2万4529人増加。1万人以上増えた那須塩原と下野両市のほか、さくら、上三川、高根沢、野木の4市町も増加した。石橋駅に隣接する上三川町を含め、いずれも宇都宮線沿線だ。

 一方で足利市は90年比で2万2890人減り、栃木市も1万9089人減った。佐野市も含めて、両毛線沿線では減少が目立った。東京圏へのアクセスの良さもあり、若者を中心に流出が進んだ可能性がある。

 中山間地域では人口減少率が深刻だ。茂木町は過去30年間で人口が約4割も減り、那珂川と塩谷、那須烏山の3市町は約3割減、日光市は約2割減となった。

 90年当時の49市町村を現在の25市町に置き換えて比較した。