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霧が立ち込める中、しっとりと咲くニッコウキスゲ=25日午前11時40分、日光市所野

 栃木県日光市を代表する花ニッコウキスゲが、同市所野の市霧降高原キスゲ平園地で咲き始めた。愛らしい黄色の花が、広大な園地に彩りを添えている。

 かつて市営スキー場だった同園地は、赤薙山中腹の標高1300~1600メートル付近の斜面で広さ約10ヘクタール。全国有数のニッコウキスゲ群生地として知られ、敷地のほぼ全域にある。標高差で開花時期は異なる。

 管理する自然公園財団日光支部によると、今年は例年並みの今月中旬に開花。25日現在、5、6分咲きだが、標高の低い場所では見頃だという。

 同日は一時霧が立ち込めた中、斜面ではニッコウキスゲが競うように咲き、爽やかな風が吹くと黄色の花がそよいだ。

 同支部の大橋富昭(おおはしとみあき)副所長(62)は「今年は花の数が多い印象。これからピークを迎えるので7月10日前後まで楽しめると思う」と話した。