2019年の「ふるさと宮祭り」の様子

 県都の夏を彩る宇都宮市内最大の祭り「ふるさと宮まつり」の開催委員会が、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年に引き続き中止も視野に検討していることが24日までに分かった。主会場の大通りでなく屋内での代替事業実施も含め、開催委内の運営委員会で25日に協議する。

 宮まつりは例年8月第1土、日曜に行われ、2019年までに44回開催。近年は2日間で50万人以上が訪れる。昨年は新型コロナの影響で初めて2日間とも中止し、宮まつりの雰囲気や魅力を動画などで楽しめる代替事業「ふるさとおうちで宮まつり」を行った。

 新型コロナの感染拡大が続く中、今年も会場で3密回避の徹底などの感染防止対策を十分に取れないことが懸念されるため、来場者の把握や人数制限がしやすい屋内での代替事業も併せて検討している。

 宮まつりは1976年、宇都宮青年会議所(JC)の創立10周年記念事業として始まった。当初は1回限りの予定だったが、継続を望む声が多く毎年開催するようになった。現在はJCや宇都宮商工会議所、宇都宮観光コンベンション協会などで組織する開催委が企画運営している。