自然学ぶ出前講座初開催 宇都宮市と共和大サークルが連携 学生が講師役担う

 【宇都宮】市民に自然への関心を高めてもらう市の出前講座「身近な自然で『いきものつながり』を体感する」がこのほど、市内で初めて開かれた。講師役は市職員らではなく、宇都宮共和大の学生らが担うのが特徴だ。受講者の学びの場としてだけでなく、地元の学生の活躍の場になることも期待されている。

 「タンポポは食べることができるよ」「この草は葉っぱをもむとキュウリの匂いがするよ」−。7日、上欠町の聖山公園で開かれた自然観察イベント。講師役の学生の言葉に、子どもや保護者らが興味深そうに耳を傾けた。

 講師役を務めたのは同大子ども生活学部の学生らでつくるサークル「自然遊びの会バーベナ」のメンバーだ。バーベナは3年ほど前に発足。定期的に親子向けの自然体験イベントを開くなどの活動をしている。

 同講座は、環境活動に取り組む学生たちの活躍の機会を広げようと、市環境政策課がバーベナと連携し、講師役を依頼。7日のイベントは、聖山公園の管理運営会社などが出前講座を活用して開催し、学生8人が参加し講師を務める初めての機会になった。

 市環境政策課は今後もサークルと連携して講座を続ける方針で、担当者は「積極的に講座を周知し、開催していきたい」としている。(問)同課028・632・2417。