県はAYA(アヤ)世代と呼ばれる若年がん患者らを支援するため、妊娠に必要な能力(妊孕(にんよう)性)の温存に必要な卵子や精子凍結などの治療費への助成を、7月1日から始める。

 妊孕性温存への県の支援は国の制度に準じたもので、1回当たりの助成上限額は受精卵凍結治療が35万円、卵子20万円、卵巣組織40万円、精子2万5千円、精巣内精子採取35万円。

 AYA世代 思春期(Adolescent)、若年成人(Young Adult)の頭文字を取ったもので、おおむね15歳から30代の世代を指す。県内では新規がん患者が年間約1万4千人おり、そのうちAYA世代は300~350人。乳がんや子宮頸(けい)がん、甲状腺がんのほか白血病や悪性リンパ腫といった血液のがんが多いという。