栃木県内でお中元商戦が本格化している。百貨店には専用コーナーが設置され、贈答品を買い求める客が訪れている。
宇都宮市宮園町の東武宇都宮百貨店は17日、本店5階イベントプラザに「お中元大ギフトセンター」を開設した。今年はコロナ禍で外出や帰省を控える人が多いとみて、本県の味を感じてもらえるブドウなどの果物や冷凍ギョーザをはじめ、県内や全国の商品約800点を取りそろえた。
大出忠雄(おおいでただお)催事課長(52)は「コロナ対策をしっかりと行い、お客さまが安心してお買い物ができるように取り組んでいきたい」と話した。
センター開設は7月20日まで。客足のピークは同1~4日ごろになる見込み。
同市今泉町の福田屋百貨店宇都宮店は、今月9日にギフトセンターを設置した。県内外の商品約1400点を扱っている。