奥日光の中禅寺湖畔でかれんな花を咲かせるクリンソウ=18日午前10時55分、日光市中宮祠

 奥日光の中禅寺湖畔に広がる千手ケ浜で、サクラソウ科の多年草クリンソウがかれんな花を咲かせ見頃を迎えている。

 同所は国内有数の群生地で、赤や紫、白など直径2センチほどのかわいらしい花が辺り一面を彩る。管理する環境省自然公園指導員の伊藤誠(いとうまこと)さん(71)によると、春先に気温が低かった影響で花の数は例年より少なめだが、今月下旬ごろまで楽しめるという。

 梅雨の中休みとなった18日も多くの写真愛好家やハイカーらが早朝から訪れ、散策を楽しんだり、写真に収めたりする姿が見られた。群生地は赤沼車庫発の低公害バスを千手ケ浜で下車。徒歩約10分でたどり着ける。

 茨城県ひたちなか市、会社員男性(57)は「思うように外出ができない中、花に癒やされました」と初夏の奥日光を満喫している様子だった。