宇都宮市内の高齢者向け新型コロナウイルスワクチン接種の予約率が9割に迫る勢いであることが17日、分かった。ワクチン接種は任意で、市は接種を希望する高齢者の割合を75%程度と見込んでいたが、想定を大きく上回っている。市は医療機関での個別接種のほか、今後は集団接種も実施し、接種を急ぐ方針。

 佐藤栄一(さとうえいいち)市長が同日、市議会一般質問で明らかにした。

 市の15日時点の集計によると、65歳以上の高齢者約13万2千人のうち、予約をしたのは約11万6500人で88%。1回目の接種率は約5万4500人で全体の41%となった。

 接種は市内約250カ所の医療機関での個別接種を中心に進めているが、希望者が想定より多いことを受け、高齢者向けの集団接種を1週間前倒しし、1回目を6月20日、雀宮地区市民センターで行う。当日の接種予定者は約100人。予約受け付けは終了した。

 このほか「7月上旬までの予約枠に一定の空きがある」として、予約の前倒しをするよう呼び掛け、7月末までに希望する高齢者への接種完了を目指すとしている。