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確保され、牛舎に戻った子牛=17日午後、那須町漆塚

 17日午前10時半ごろ、那須町漆塚の牧場から乳牛の子牛35頭が脱走した。地元の酪農関係者と那須塩原署、町職員ら約25人が捜索し、午後3時10分ごろ、全頭確保を確認した。けが人はいなかった。

 牧場主の男性(42)によると、男性が牛舎の扉に頭が挟まった子牛を助けるため扉を固定していたチェーンを外した際、この子牛が暴れて扉が開き、音に驚いた他の子牛も一斉に逃げ出した。子牛は10頭ほどの群れで逃げたが、酪農関係者らが牧場付近の川沿いや林道でまとめて捕まえたという。

 脱走した子牛は生後8~12カ月の雌で、体長約2メートル、体重200~250キロ。オーストラリアからの輸入牛で、12日に同牧場へ搬入されたばかりだった。

 男性は「搬入されたばかりの牛なのでどこまで逃げるのか予測不能だったが、何とか確保できてよかった。協力してくれた人には感謝しかない」と話した。