旧満州からの引き揚げ体験や漫画家としての歩みを描いた「あしあと ちばてつや追想短編集」を出版したちば(ちばてつやプロダクション提供)

「あしあと ちばてつや追想短編集」

旧満州からの引き揚げ体験や漫画家としての歩みを描いた「あしあと ちばてつや追想短編集」を出版したちば(ちばてつやプロダクション提供) 「あしあと ちばてつや追想短編集」

 文星芸術大学長を務める漫画家ちばてつやの短編集「あしあと ちばてつや追想短編集」(小学館・1650円)が発売された。23年ぶりとなった短編集には、旧満州からの引き揚げ体験や、日本を代表する漫画家たちが若き日を過ごしたアパート「トキワ荘」のメンバーとの出会いなど、ちばの歩んできた道が描かれている。下野新聞社のオンライン取材に応じたちばは「人間の温かさ、おばかさ、愚かさなど人間っていいなと思えるところを感じ取ってほしい」と呼び掛ける。

 代表作「あしたのジョー」のラストシーンや「のたり松太郎」の誕生秘話を描いた「グレてつ」など、2000年代になってから執筆した4編のエピソードをまとめた。