県営の大規模接種会場に入る県民ら=16日午後3時55分、宇都宮市駒生町

 新型コロナウイルスワクチンの県営大規模接種会場が宇都宮市駒生町の「とちぎ健康の森」に開設された16日、接種を終えた高齢者からは「スムーズに受けられた」「痛くなかった」などと安堵(あんど)の声が相次いだ。一方、運営方法や会場までの移動手段に苦言を呈する人もいた。

 同市若草4丁目、無職工藤芳満(くどうよしみつ)さん(74)は「宇都宮市のコールセンターに300回ぐらい電話したがつながらず、こちらに来た。思っていたより痛みもなかった」と笑顔を見せた。

 かかりつけ医で予約を取れたものの、7月以降になるなど遅くなるため、県営接種会場を訪れた人も多かった。同市茂原町、技術士男性(71)もその1人。「スムーズに打てて良かった。2カ月間外出を控えていたが、これで仕事ができる」と話した。