集団接種会場として活用される空き店舗

 【栃木】市は16日の議員研究会で、64歳以下の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場として新たに大平町下皆川の空き店舗を活用する方針を明らかにした。1日当たり約700人の接種を見込む。開設時期について市は「予算成立後速やかに開き、12月末には終了予定」とした。

 市はこれまで、集団接種会場として室町の旧栃木署跡地でプレハブの仮設を検討してきたが、時間と費用の負担が大きいと判断。2016年に閉店した「ベイシアワールドスポーツ大平モール店跡」を活用する。市有施設の利用も検討したが、空調設備があることや県道沿いのショッピングモール内で市民が分かりやすいことなどが決め手となった。

 空き店舗は平屋約1833平方メートル。1日当たりの接種者数は、市栃木保健福祉センターなど市内5カ所で行っていた集団接種の倍となる見込み。

 賃借料や運営委託費などの費用2億7500万円には国の補助金を充てる予定で、本年度一般会計補正予算案を6月に開かれる予定の臨時市議会に提出する。

 市は非常用小型蓄電池7台を購入し、ワクチンを保管している施設に配備することも明らかにした。超低温冷凍庫を落雷などによる停電から守る目的。