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開設した大規模接種会場でワクチンを接種する人たち=16日午後4時40分、宇都宮市駒生町(魚眼レンズ使用)

 栃木県が宇都宮市駒生町の「とちぎ健康の森」に開設した新型コロナウイルスワクチン大規模接種会場で16日、65歳以上の高齢者を対象とする接種が始まった。初日は予約済みの280人が接種を受け、会場での副反応などの報告はなかった。

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 医師や看護師ら医療従事者25人が3レーンに分かれて対応。さくら市と宇都宮市の予約者を中心に接種を行った。

 来場者は医師による予診後、看護師から米モデルナ製ワクチンの接種を受けた。モデルナ製は1瓶当たり10回分で、希釈の必要はないが使い始めたら6時間以内に使い切る必要がある。余りが出た15人分は方針通り、宿泊療養施設の従事者に接種した。キャンセルが出た4人分は会場で業務に当たる県職員らに接種し、廃棄を回避した。宇都宮市横山1丁目、中田忠夫(なかだただお)さん(68)は「かかりつけ医がないのでちょうど良かった。流れもスムーズで、全然痛くなかった」と笑顔を見せた。

 同会場は7月3日までは希望する18市町の高齢者を対象に稼働し、計1万2550回分の接種を見込む。個人で予約可能な空きもあるという。