静岡県牧之原市周辺で先月上旬、竜巻とみられる突風が発生し、建物約100棟に被害が出た。県内では2012年5月に真岡市や益子町など県東部で13人が負傷、900棟以上の建物が損壊する竜巻が発生したことがあり、積乱雲が発生しやすい夏から秋にかけては特に注意が必要だ。竜巻のメカニズムや発生時に身を守るための対処法について、宇都宮地方気象台の坂間智子(さかまともこ)気象情報官に聞いた。

 気象庁のホームページによると、1991年から2017年までに国内で発生が確認された竜巻(ダウンバーストを含む)は北海道(47件)、沖縄県(43件)、高知県(34件)、秋田県(25件)といった沿岸地域に多く、内陸部の本県は10件だった。一つの市町村で見ると90年に1度という極めてまれな現象だが、坂間さんは「ひとたび発生すると飛んできた物が壁に突き刺さって窓ガラスが割れるほか、建物が倒れる、車両がひっくり返るなど短時間で甚大な被害をもたらす」と説明する。

夏から秋がシーズン 竜巻に注意を!!