オンラインで行われた説明会

 【那須塩原】新型コロナウイルスワクチンの職域接種が本格的に始まるのを前に、市が今月設置した「職域接種相談センター」は15日、東三島の三島公民館で市内事業所などを対象とした説明会を開いた。市内約20団体・機関の代表者らが参加した。

 国は職域接種について、実施組織が独自に接種会場と医療従事者を確保することや、1千人以上の規模の企業などから始めるとしている。こうしたことを受け、同センターには「従業員1千人未満の中小企業はどうすればよいか」などと相談が相次いでいる。

 この日の説明会では、県の接種対策チーム伊藤哲也(いとうてつや)主査(43)がオンラインで参加者の疑問に回答。同センターに寄せられた相談内容に関連し、「従業員だけでなく家族や関連企業、近隣住民を合わせて1千人規模にできる」と話した。

 参加者からは「医療従事者の確保は難しい。市や県が歯科医師会に依頼するなど主導してほしい」などと要望や質問が寄せられた。

 塩原温泉旅館協同組合の大塚美昭(おおつかよしあき)事務局長(63)は「組合の中では300~400人の従業員が接種を希望している。従業員をどのように接種させるかなど、綿密な打ち合わせが必要。医療従事者の確保もあり、ハードルが高い」と話した。