大規模接種会場の開設に向け流れを確認するスタッフら=14日午後1時50分、宇都宮市駒生町

 栃木県は14日、新型コロナウイルスワクチンの県営大規模接種会場となるとちぎ健康の森(宇都宮市駒生町)で、一連の流れを確認するリハーサルを行った。県内初の大規模接種会場として16日に開設し、65歳以上の高齢者を対象に1日最大千人の接種を行う。

 医療従事者約40人と県職員ら約100人が参加。受け付けから予診、接種済証交付、経過観察など本番同様の流れを確認した。接種時に「密」ができるなど、改善点も確認した。

 視察した福田富一(ふくだとみかず)知事は「接種を加速させ、安心した日常を取り戻せるよう予約してもらいたい」と期待を寄せた。リハーサルに参加した宇都宮市、看護師大河原正子(おおかわらまさこ)さん(51)は「ブランクがあるが力になれると思う。気をつけるべき点が把握できた」と話した。初日の16日はさくら市と宇都宮市の計約300人を対象に接種する。

 県は14日から個人予約の受け付けも開始。県内在住の65歳以上が対象で、接種を希望した18市町に配分した予約枠に空きが出た場合に接種を受けられる。午後7時現在で269人の予約申し込みがあった。7月4日以降は予約枠が埋まらない場合に限り、64歳未満にも対象を広げる。予約の優先順位などは近く公表する。