那須の水田にこいのぼり 高瀬地区住民らが年間イベント第1弾として企画

 【那須】新緑が芽吹き始めた横岡の高瀬地区の水田に、同地区の住民から寄せられた約40匹のこいのぼりが飾られ、訪れる人々の目を楽しませている。同地区では毎年、地元有志らで組織する「地域おこし実行委員会」が春の田植え体験や秋の「田んぼでフリマ」など年間を通じてさまざまなイベントを開いており、こいのぼりは今年の第1弾となる新企画。事務局の渡辺隆夫(わたなべたかお)さん(67)は「子どもからお年寄りまで全住民が地域おこし協力隊員。今後も若い人が来てくれるようなイベントも考えていきたい」と意気込んでいる。

 同委員会は歴史的な魅力がある旧奥州街道沿いの同地区を観光客らに広く知ってもらい、地域活性化を図ろうと2006年ごろ結成。5年ほど前から5月に田植え体験を実施し、昨年6月にはホタルの観賞会を初めて開いた。今年で10回目を迎える10月の「田んぼでフリマ」では、新たな試みとして一般公募で集めたカカシのコンテストを行う予定という。

 今年1年間のスタートとなるこいのぼりは、同地区の住民から「家の倉庫にしまいっぱなしなので、何かに活用してほしい」といった声が寄せられたことをきっかけに企画。各家庭にこいのぼりの提供を呼び掛け、約10軒から集まった色とりどりのこいのぼりを約8メートルの竹十数本に2~3匹ずつ取り付け、水田のあぜ道に飾った。