教団施設があった付近で当時を振り返る千保さん=6日午後、大田原市佐久山

 1999年から2000年にかけ、大田原市佐久山にオウム真理教の信者らが共同生活する施設が置かれた際に同市長だった千保一夫(せんぼかずお)さん(75)は6日、松本智津夫(まつもとちづお)死刑囚らへの死刑執行を「一つの大きな区切り」と受け止めた。立ち退きを求め、教団側と対峙(たいじ)した千保さん。「まるで昨日のことのよう」と当時を振り返りながら「教義の信奉者がいる限り危険性は残る」と懸念も示した。