東京五輪・パラ五輪への希望が語られたイベント=12日午後3時25分、宇都宮市本町

県民の日記念イベントで披露された「烏山の山あげ行事」の一場面=12日午前、県総合文化センター

東京五輪・パラ五輪への希望が語られたイベント=12日午後3時25分、宇都宮市本町 県民の日記念イベントで披露された「烏山の山あげ行事」の一場面=12日午前、県総合文化センター

 15日の県民の日に合わせた県主催の記念イベントが12日、県総合文化センターと県庁芝生広場で開かれ、オリンピアンらを招いたトークショーによる東京五輪・パラリンピックの機運醸成イベントやコンサートを多くの県民が楽しんだ。

 オープニングセレモニーで福田富一(ふくだとみかず)知事は「改めて県の魅力や文化を実感し、コロナを乗り越える契機にしたい」とあいさつした。

 東京五輪・パラリンピックの機運醸成に向けては、本県とホストタウン登録をしているハンガリーの駐日大使館関係者が現地の祭りや文化、自然といった魅力を紹介した。競泳の2016年リオデジャネイロ五輪代表で大田原市出身の清水咲子(しみずさきこ)さんら本県出身のゲストによるトークショーもあり、自らの経験を語ってもらった。

 宇都宮市若松原1丁目、公務員田村良夫(たむらよしお)さん(56)は「コロナでだいぶ離れていた気持ちが、このイベントで近く感じた。観戦が楽しみになった」と話した。

 このほか、新型コロナウイルスの影響で昨夏中止された那須烏山市の夏の風物詩「烏山の山あげ行事」の演目が披露された。宇都宮市内の演奏団体による和太鼓パフォーマンスや、県警音楽隊や県出身の音楽家によるコンサートなども繰り広げられた。

 和太鼓演奏を熱心に聞いていた宇都宮市御幸町、主婦青木孝子(あおきたかこ)さん(74)は「しびれる演奏だった。県の伝統も知れて良かったし、来年も楽しみ」と満足そうだった。

 芝生広場では「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」のPRイベントがあり、県出身の歌手サトウヒロコさんがイメージソング「いちご一会」を歌って盛り上げた。市町ごとの競技体験ブースも設けられ、汗ばむ陽気の中、訪れた人々はブースを回って競技に親しんでいた。