【宇都宮】佐藤市長は27日の定例記者会見で、市内の保育所における4月1日時点の待機児童数がゼロだったことを明らかにした。特定の保育施設を希望しているなどの理由で待機児童としてはカウントされない「潜在的な待機児童」は333人だった。

 4月1日時点で市の待機児童数がゼロになったのは2014年度以来3年ぶり。15年度には「子ども・子育て支援新制度」の導入による入所要件緩和などで136人に増加、16年度は29人だった。

 4月に入所した児童数は9759人。厚生労働省が3月に示した待機児童の新定義では、保護者が職場復帰したいのに保育園が見つからず育休を延長せざるを得ない「育休中」のケースも集計に含めることにしている。市は今回、新定義に基づき集計したところ、該当者が3人いたという。

 ただし、いずれも特定の園を希望しており、「自宅から20~30分で登園可能など他の保育園を提案し、それでも希望が変わらない場合は、『特定の保育園のみ希望』として待機児童から除外してよい事例だった」(市保育課)としている。