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綱を握る代わりに5色の光を手に当てる「光のお手綱」=11日午前10時半、日光市中宮祠、柴田大輔撮影(超広角レンズ使用)

 新型コロナウイルスの収束を願い、栃木県日光市中宮祠の日光山輪王寺別院・中禅寺立木観音で、独自の参拝方法「光のお手綱」が実施されている。通常は、本尊の手から伸びる綱に参拝者が触れて慈悲を受けるが、綱に見立てた光の帯を手に当てることで、綱に直接触れずに参拝できる。

 お手綱は、仏様の手に結ばれた綱を参拝者が握ることで縁を結び、御利益を授かる参拝方法。同寺は、コロナ禍で不特定多数の人が綱に触れることを避けるため、綱を途中で光に「変換」する参拝方法を考えた。

 本堂に安置する本尊「十一面千手観世音菩薩(ぼさつ)」の42本の手から伸びた5色の手綱が途中の囲いの中で、青、黄、白、赤、紫の光に変わる仕組み。11日、参拝者は1色ずつ手のひらに光を当てながら祈願していた。

 同寺の畠山慈朋(はたけやまじほう)執行は「5色の光はいわゆる魔よけにつながる色となり、コロナ退散となる。ぜひお参りの上、光を受けてもらえれば」と話した。「光のお手綱」は12月末まで実施する。