名称決定後初の出荷シーズンとなった「とちあいか」

県産イチゴの生産販売動向

名称決定後初の出荷シーズンとなった「とちあいか」 県産イチゴの生産販売動向

 2021年産(20年秋~21年春)イチゴの出荷量と販売額で、栃木県の全国1位が確実視されることが10日、分かった。県産の9割を占めるJA全農とちぎ出荷分の5月末速報値で、栃木県に次ぐ産地・福岡県の速報値を大幅に超えたため。天候不順で落ち込んだ前年度から一転、出荷量の回復が販売額も押し上げた。出荷量は33年連続、販売額は27年連続で首位を維持する見通しとなった。名称決定後初の出荷シーズンを迎えた「とちあいか」は、販売額10億円の大台を突破した。

 県農政部が同日の県議会農林環境常任委員会で、速報値を公表した。とちおとめとスカイベリーを合わせた出荷量は、前年比6%増の1万9686トン、販売額は2%増の230億7800万円だった。1月以降、天候が比較的安定したため、出荷量、販売額がいずれも前年より回復した。