入院中の60代女性が死亡したのは手術後の対応に過失があったからだとして、遺族2人が佐野厚生総合病院を運営する佐野厚生農業協同組合連合会に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が10日、東京高裁であった。

 鹿子木康(かのこぎやすし)裁判長は「医師らの注意義務違反は認められない」として、病院側の過失を認め計約4800万円の支払いを命じた一審宇都宮地裁判決を取り消し、遺族側の請求を棄却した。