【矢板】斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)市長は10日、臨時記者会見を開き、65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の7月末完了に向け、県営大規模接種会場で接種した市民への商品券支給や、かかりつけ医での個別接種などを行い、接種を加速させると発表した。

 市内の高齢者は約1万1千人で、接種希望者を8割と想定すると対象者は約8700人。市で実施中の集団接種では、おおむね7月末までに約4300人が2回の接種を終える見込み。

 市に割り当てられた県営会場での予約枠は1700人で、1回目の接種日は20~25日。予約は14~16日に電話とインターネットで受け付ける。市は県営会場で接種した市民に、「道の駅やいた」の商品券4千円分を贈るとした。

 かかりつけ医での個別接種は、市内の12医療機関が協力し14日に始める。国際医療福祉大塩谷病院は予約方法などを院内に掲示。残りの11医療機関は予約は受け付けず、各医療機関が利用者の年齢や持病などを考慮し個別に連絡する。

 このほか、市は1日から実施中の高齢者施設への巡回接種を本格化させる。

 斎藤市長は「集団接種と個別接種のすみ分けがうまくできれば7月末までの完了も実現可能」と話した。