烏ケ森公園の雑木林で実証実験に取り組んできた吉田代表

 樹木観察などを行う市民団体「木を知ろう・森を知ろう会」は、下野市内の公園にカタクリを植える「カタクリの里」づくりに今年から本格的に取り組んでいる。本年度の市市民活動補助事業の認定を受け、9月には周辺住民らを巻き込んで球根の植え付けをしようと準備中。同会代表で森林インストラクターの吉田春彦(よしだはるひこ)さん(78)は「住宅地にカタクリが群生するのは珍しい。地域の憩いの場になれば」としている。

 同会は樹木への関心を深めることなどを目的に、2008年に設立された。主な活動は、緑3、4丁目のゆうがお通りでの月1回の観察会。身近な樹木の名前を地域の人に伝えようと、同通り周辺にある約200種類の樹木に手製の名札を取り付けたり、「ゆうがお通り樹木マップ」を作成したりしている。現在の会員は31人。