日本ホッケー協会は7日、東京五輪出場内定選手として男女の日本代表各16人を発表し、男子代表はリーベ栃木からDF大橋雅貴(おおはしまさき)(28)=日光市出身、DF霧下義貴(きりしたよしき)(22)、MF落合大将(おちあいひろまさ)(27)、FW村田和麻(むらたかずま)(29)の4人が選出され、女子はグラクソ・スミスクライン(GSK)からDF狐塚美樹(こづかみき)(25)=同=が選ばれた。それぞれ五輪出場は初めて。
男子4選手は2018年アジア大会の選手として初優勝に貢献した。大橋と狐塚はともに大沢中、今市高出。大橋は「メンバーに入れるかそわそわしていたが、ほっとした。これから本番に向けてチーム最優先でしっかり準備したい」と気持ちを新たにした。狐塚は「コロナ禍で複雑な気持ちもあるが、選ばれたことは率直にうれしい。勝利に貢献するプレーを見せたい」と抱負を語った。
男子代表「サムライジャパン」は1968年のメキシコ大会以来13大会ぶりの出場、女子代表「さくらジャパン」は女子初出場だった2004年アテネ大会以降5大会連続出場で、グラクソからの選出も5大会連続となる。これで本県関係の五輪内定者は7競技13人になった。