移動性高気圧などの影響で晴れる日が続くため、本県を含む関東甲信の梅雨入りは、早くとも13日以降になる見込みであることが7日、宇都宮地方気象台への取材で分かった。過去5年間の梅雨入りは6月5~11日ごろで、今年は例年よりも遅くなる見通し。

 気象台によると、梅雨前線は太平洋高気圧の勢力が弱いことなどが影響し、本州南側に留まっている状態という。関東甲信には移動性高気圧が流れ込んでおり、12日まで晴れ時々曇りなどの天気が続く予報となっている。本県の13、14日は曇りの予報が出ている。

 気象庁は例年、週間天気や梅雨前線の動きなどから、雨が多くなり日照時間が短くなる期間が続くと予想した際に「梅雨入りしたとみられる」と発表している。本県では5月中~下旬にぐずついた天気が続いたが、気象台の担当者は「梅雨入り前の荒天『梅雨のはしり』だった」としている。

 7日の県内は、暖かい空気に覆われた影響などで気温が上昇し、佐野で30・1度と、県内今年初の真夏日を記録した。各地で7月上旬から下旬並みの暑さとなり、観測14地点中10地点で今年最高となった。

 気象台によると、午後2時~4時ごろにかけ、宇都宮と小山で29・1度、大田原と真岡で28・8度、那須烏山で28・7度に達した。

 8日も気温が上がる見込みで、宇都宮でも30度を超えて真夏日となる見通し。