広々とした牧場に勢いよく飛び出す牛

 【鹿沼】標高約1300メートルの横根高原にある前日光牧場で7日、牛の放牧が始まった。青空の下、市内の酪農家や畜産農家が所有する乳用牛や和牛計25頭が広大な牧草地を駆け回り、草をはんだ。

 市が所有する前日光牧場は、横根山の北側斜面に広がる牧場。約70ヘクタールの広大な敷地面積を誇る。放牧は牛の心肺機能強化や夏場の暑さ対策などが目的。

 午前10時ごろから牛が積み込まれたトラックが次々と到着し、牛の体高や体重、胸囲の測定や採血が行われた後、牧草地に放された。8日も14頭が入牧する予定で、計39頭が10月下旬の収牧まで同牧場で過ごす。

 同牧場管理組合の横尾光弘(よこおみつひろ)組合長(44)は「環境は抜群にいい。伸び伸びと過ごし、元気な姿で帰ってきてほしい」と成長を期待していた。