修繕を終えた大神輿を前に神事に臨む関係者ら

 【真岡】中村地区の「中村夏祭り」などで渡御される中村八幡宮(はちまんぐう)=中=の大神輿(みこし)の修繕が終わった。台座が割れるなど経年劣化が進んでいたことから、約10カ月間の大規模修繕を実施。6日には輝きを増した神輿が神社に運び込まれ、関係者約60人が出迎えた。

 大神輿は「中村八幡宮神輿愛好会」が1995年に購入し、神社に奉納。例年、中村夏祭りや神社の例大祭などで渡御されている。5年ほど前から劣化が目立つようになってきたため、修繕を検討。昨年、愛好会メンバーでつくる「中村八幡宮大神輿修繕実行委員会」を組織し、前橋市内の専門業者に修繕を委託した。

 修繕費用は浄財を募り捻出した。愛好会会員などの個人や地元の企業から目標の1千万円を上回る約1250万円が集まったという。

 大神輿は台座の四方が約105センチで高さが約2・5メートル。修繕では台座を入れ替えたほか、屋根の四隅の「蕨手(わらびて)」を大きくしたり、飾り金具を塗り直したりした。重さは500キロ増して約1・3トンとなった。