最後の近代美術館名品展、体験型鑑賞も  那須塩原・那須野が原博物館

 【那須塩原】那須野が原博物館で22日、特別展「東京国立近代美術館工芸館名品展? ひろがる工芸」が始まった。国内外の工芸作品などを収集する同工芸館の名品から、多彩な表現で鑑賞者を魅了する現代工芸などの作品43点を集めた。5回目を迎え今回が最後となる同名品展は、作品を見るだけでなく体験して観賞する仕掛けを用意。音楽を聴いたり想像力を働かせたりしながら、子どもたちにも作品の魅力を感じてもらう展示内容となっている。

 今回は陶磁や染織、金工、漆工などさまざまなジャンルの現代工芸を中心に展示。中島晴美(なかしまはるみ)や四谷(よつや)シモン、小名木陽一(おなぎよういち)ら現代作家の作品を楽しめる。

 体感することで作品や作家をより知ってもらおうと、会場にはヘッドホンや鏡を用意。作家が作品を創作する源となった音楽を聴くことで、作家のイメージした世界を体感できる。笑いをテーマに制作された作品の前には鏡があり、自分の笑った顔を見て、つぼの模様がどのように見えるか想像してもらう。

 6月18日まで。午前9時~午後5時。月曜休館(5月1日は開館)。