全国大会に出場する(左から)小野さん、大島さん、高さん、小林さん

 【足利】借宿町の空手道場「一期倶楽部(いちごくらぶ)」(二瓶孔宇(にへいこうう)館長)所属の小中学生4人が、そろって組手の全国大会出場を決めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年ぶりとなった予選の県大会で、地道な鍛錬の成果を発揮。8月の全国大会に向け、4人は「力を出し切る」と意気込んでいる。

 同道場には市内外の35人が所属。これまでに、米国を拠点に活躍する総合格闘家堀口恭司(ほりぐちきょうじ)選手(30)や2017年の全日本選手権覇者渡辺大輔(わたなべだいすけ)選手(31)らを輩出している。

 今年5月16日に小山市で開かれた県選手権大会の中学生男子決勝では、第三中3年小野陽也(おのはるや)さん(15)と山辺中3年大島啓昇(おおしまけいしょう)さん(14)が同門対決。0-2と先行を許した小野さんが、残り30秒で回し蹴りを決めて逆転優勝した。女子は山辺中2年高由奈(こうゆな)さん(13)が制した。

 優勝、準優勝した3人は、8月21日から山口市で開かれる全国中学生選手権大会に出場する。

 5月2日に小山市で開かれた県少年錬成大会では、群馬県太田市駒形小4年小林神楽(こばやしかぐら)さん(10)が1、2年時に続いて優勝。決勝を含む全3戦を無失点で勝ち抜いた。8月28日に東京武道館で開かれる全国大会で、1年時の3位を上回る「初優勝を狙う」。

 新型コロナの影響で大会の中止や規模縮小が続く中、4人は自らの強みと弱みを分析し、基礎体力向上に努めてきたという。二瓶館長は「相手に合わせず、どう攻めるか。自信を持って一つ一つ試合に臨めば結果はついてくる」とエールを送った。