【栃木】ドメスティックバイオレンス(DV)被害の相談、支援を行う「市配偶者暴力相談支援センター」に市内外から寄せられた2020年度の相談件数は延べ607件に上り、前年度に比べ67件増えたことが5日までに、市のまとめで分かった。市は、18年10月に開設した同センターの周知が要因の一つとみている。相談の増加などを踏まえ市は本年度から、DV被害者らが緊急時一時的に避難できる宿泊施設の提供を始めた。

 市子育て支援課によると、同センターは住民基本台帳の閲覧を制限するための意見を出せたり、接近禁止命令のための書面を裁判所へ提出したりなどの支援もできる。相談は来所や電話などで応じており、相談件数は18年度(10~3月)が延べ537件。19年度は延べ540件だったが、20年度は600件台に達した。