【矢板】市は4日、新型コロナウイルスワクチンを県営大規模接種会場で接種した高齢者に交通費を支援する考えを明らかにした。また、ワクチンの個別接種も今月中に開始し、接種の機会拡大と支援を図り7月末までの高齢者の接種完了を目指す。同日の市議会全員協議会で報告した。

 県が16日開設する大規模接種会場は、宇都宮市駒生町のとちぎ健康の森。市は同会場で接種した高齢者にバスと電車による往復交通費相当分を、道の駅やいたで使用できる商品券で支給することを検討している。

 市によると、65歳以上の高齢者のうちワクチンの2回接種を終えた割合は1日現在で、全国1.25%、県1.03%に対し、市は4.31%。6日の集団接種終了時点では市内対象者1万1千人に対し、2回目接種完了者は954人となり、割合も8.7%になる見込み。

 かかりつけ医による個別接種の月内実施に向け、市は市内18医療機関が加盟する市医師団と協議中で、詳細決定後、市民に公表する。協力医療機関に対しては、個別接種業務で生じる事務員の時間外手当など事務費用の一部を補助する支援策を検討している。

 市は、これら支援策の費用を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を最終日の17日に追加提出する予定。