鹿沼市、高久幸子(たかくさちこ)さん(87)の質問 どっとこちゃんが誕生した所は、雷都・宇都宮の上空、入道雲ではと想像しています。眺めているうちに、命名の由来や髪の色などについて疑問が湧いてきました。誕生秘話を知って、より親しみを増したいです。
記者 うれしいお便りが届きました。
どっとこ 200回記念企画の1回目だから、特別にどっとこが答えるね。
Q 下野新聞に初めて登場したのは、確か2006年4月23日。
A 当時掲載していた「くらすα どっとこみゅ」という親子面に親しんでもらうために、記者の人たちにお願いされて生まれてきたの。それで、名前は「どっとこちゃん」。本社のキャラクターになったのは07年からで、大人の世界では「出世」っていうみたい。
Q そもそも、どこからやって来たの?
A 雷様の子どもだから、ゴロゴロと雷鳴が響く栃木県上空の雲の上だよ。「生まれるまで男の子か女の子か、分からなかったわ」ってお母さんが言ってた。
Q デビューしてから12年。変わらないね。
A えへへ。永遠の「小学4年生」だから。記者とイラスト担当の人たちが約3カ月かけて考えてくれたんだ。初めはすらっとした体だったんだけど、印象的になるように2頭身に。茶色だった髪の毛も、新聞に似合うグレーに変えたの。
Q 最近は、親戚の存在も判明したとか。
A JR宇都宮駅のゆるキャラ「みやゴロくん」。かなり年上だけどね。栃木デスティネーションキャンペーン(DC)は、2人で協力してイベントを盛り上げたよ。楽しかったなぁ。
Q これからも応援してもらいたいね。
A うん!(笑顔で角から雷)ビリビリビリ…。
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「どっとこちゃんの教えて!」の連載200回を記念し、5回にわたり読者から寄せられた質問にお答えします。