バスケットボールBリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝第3戦で、宇都宮ブレックス(東地区1位)が62-71で千葉(同2位)に競り負け、通算1勝2敗で4季ぶり2度目の王座を逃した。初の2戦先勝方式となった決勝は最終戦までもつれ込み、終盤まで1点を争う歴史的な死闘となった。その戦いぶりを総括する。
第3戦は、試合前に安斎竜三(あんざいりゅうぞう)監督がポイントに挙げた「75失点」を下回る71失点。今季ブレックスが80失点以下に抑えた試合の勝率は9割超で、得意のロースコアゲームを展開したが勝利をつかめなかった。