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見頃を迎えたナスヒオウギアヤメ=2日午前11時25分、日光市本町

 大正天皇の静養地だった栃木県日光市本町の日光田母沢御用邸記念公園で、皇室ゆかりの希少種ナスヒオウギアヤメが見頃を迎え、優美な薄紫色の花が庭園を彩っている。

 那須町で発見されたナスヒオウギアヤメは、昭和天皇の著書で紹介された絶滅危惧種。2004年に宮内庁から県へ贈られた一部が庭園に移植された。

 2日は、庭園の西側奥にある建物「皇后宮」前で咲きそろっている。今後、庭園中央部の池のほとりでも見頃を迎える。

 同公園によると、例年並みの5月下旬に咲き始めた。庭園ではあと2週間ほど見頃が続くとみている。

 同公園管理事務所の福田英雄(ふくだひでお)所長(64)は「今年もきれいに咲いている。まだ見頃は続くので庭園をゆったり散策しながら観賞してほしい」と話した。