【宇都宮】新型コロナウイルスの変異株感染拡大を封じ込めるため市が実施した変異株対応臨時PCR検査は、31日までの4日間で計11人が受け、全員陰性だったことが1日、市保健予防課への取材で分かった。同課は「感染防止対策を取っていただいた結果だと捉えている」としている。

 臨時検査は、過去10日以内に県外の感染流行地域を通学などの目的で訪れて感染の疑いがある人と接触した市民のうち、希望者に無料で実施した。検査で陽性反応があれば、変異株かどうかのスクリーニング検査を行う予定だった。

 市は1日約25人、計100人程度の検査を想定していたが、大幅に下回った。同課は「県外への往来を控えていた人が多かったのではないか」とみている。

 「感染拡大防止のためには幅広く検査を受けていただくことが重要」として、今後も感染状況を踏まえながら、対象者を絞って臨時検査の実施を検討する方針。