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那珂川で解禁されたアユ釣りを楽しむ人たち=1日午前8時5分、大田原市大豆田

 全国有数の天然アユ遡上(そじょう)を誇る那珂川で1日、アユ釣りが解禁された。栃木県大田原市黒羽向町の那珂橋周辺では多くの釣り愛好者が訪れ、さおを振っていた。

 那珂川北部漁協によると、初日の管内の釣り客は約800人と昨年より大幅に減少した。「悪天候が続いて川の状態が良くないため、足が遠のいた」と推測している。

 午前5時半に釣りを始めた矢板市木幡、警備員郡司安夫(ぐんじやすお)さん(68)は「解禁を楽しみにしていた。既に4匹釣れた。例年より少ない気もするが、10匹くらい釣りたい」と笑顔で話した。

 同漁協は解禁に向け、約56万匹の稚アユを放流するなどして準備を進めてきた。アユは順調に成長しているが、釣る場所によって釣果にばらつきがあるという。薄井一郎(うすいいちろう)組合長(78)は「本格的なシーズンはこれから。いろんな人に楽しんでほしい」と話していた。