宇都宮市議らが昨年11月の知事選の告示前に福田富一(ふくだとみかず)知事への投票を呼び掛ける違法文書を配布したとされる事件で、公選法違反(法定外文書頒布、事前運動)罪で略式起訴された元国会議員秘書男性(57)に対し、宇都宮簡裁は28日までに罰金20万円、公民権停止3年の略式命令を出した。命令は24日付。

 また同簡裁は28日、同罪で桜井啓一(さくらいけいいち)前議長(59)に罰金30万円、公民権停止4年の略式命令を24日付で出したことも明らかにした。同様に略式起訴された福田知事の次男陽(あきら)前市議(37)については、28日時点で明らかにしていない。

 起訴状などは、3人は共謀し告示前の昨年10月25日、宇都宮工業高野球部OB会員の有権者に「ご支援とご協力をお願いします」などと、同校OBの福田知事への投票を呼び掛ける法定外選挙運動文書を12通郵送した、としている。