制作した子ども用の帽子を手にする岡田さん。今度の個展が最後となる

 【那珂川】60年以上にわたり帽子を作り続ける大山田下郷、帽子職人岡田喜遙(おかだよしはる)さん(84)は7、8の両日、2年ぶりの個展「シャロット オカダ 帽子展」を宇都宮市陽西町の護国会館で開く。帽子職人として「生涯現役」を目指しているが、労力などを考慮して個展は今回を最後にするという。女性用のブレード帽子を中心に約60点を出展し、「これまでに培ってきた技を見てもらいたい」と望んでいる。

 岡田さんは東京都千代田区出身。帽子デザイナーだった父親の影響で帽子職人の道に入り、有名百貨店が扱う帽子の制作を長年請け負った。札幌冬季五輪のスタッフ用帽子や、ジバンシーなど海外ブランドの帽子なども手掛けたという。