新型コロナウイルスワクチンの集団接種を受ける高齢者

 鹿沼市は25日、75歳以上の高齢者を対象にした集団接種を酒野谷の高齢者・障がい者トレーニングセンターで開始した。初日は156人が1回目の接種を受けた。

 この日は医師2人が午前9時から午後5時まで接種を行い、市によるとトラブルはなかった。接種を受けた鈴木元之(すずきもとゆき)さん(82)は「感染が広がっているので早くワクチンを打ちたかった。今のところ体調にも変化がないのでほっとした」と話した。

 キャンセルは1人。市はキャンセル分ワクチンの接種について、高齢者のほか防犯・防災や衛生など市民生活維持に関わる業務の従事者らを対象にした優先リストを作成しており、この日は会場で接種業務に当たっていた看護師に接種した。

 75歳以上の高齢者への集団接種に関し、佐藤信(さとうしん)市長は同日の定例記者会見で、17日から予約を受け付けた初回枠の3276人分のうち24日時点で2640人分が埋まったと発表した。集団接種は当面、祝日を除く毎日行う予定。6月1日には65歳以上の集団接種の予約が電話と専用サイトで始まる。

 すでに市内医療機関での個別接種も始まっており、11月に75歳となる市長自身は6月1日にかかりつけ医で1回目の接種を予定しているとした。