自宅で創作活動に励む萩田さん

乗客に配られた4月分の記念乗車証デザイン画(東武鉄道提供)

自宅で創作活動に励む萩田さん 乗客に配られた4月分の記念乗車証デザイン画(東武鉄道提供)

 【那須塩原】東原の切り絵作家萩田紀之(はぎたのりゆき)さん(73)はこのほど、東武鉄道が4~7月に東武鬼怒川線を走るSL「大樹」の乗客へ配布する記念乗車証のデザイン画として作品4点を制作した。乗車証は毎月絵柄が変わり、大樹と季節ごとの沿線の風景が詩情豊かに描かれ絵はがきとしても利用できる。萩田さんは「旅の思い出にしてほしい」と話している。

 萩田さんは埼玉県出身。大手タイヤメーカーに勤務し、30歳ごろに転勤で本県へ移り住んだ。64歳で退職したころ、テレビの教育番組で見た切り絵に興味を持ち、趣味で挑戦。「1人でできるし、ストレス解消にいい」と夢中になった。

 2016年に初の作品展を開き、昨年9月にはテレビのドキュメンタリー番組で取り上げられた。たちまち全国から作品展開催の依頼が届くようになった。