「在宅療養」基礎知識など紹介 宇都宮市など、複数のパンフ作製

 【宇都宮】市と関係団体で構成する「市地域療養支援体制検討会議」は、住み慣れた自宅などで医療や介護サービスを受けながら療養生活を送る在宅療養を紹介するパンフレットを作製した。窒息にもつながる摂食嚥下(えんげ)障害や看取(みと)りについて漫画やイラストで分かりやすく説明している。

 超高齢化社会で在宅療養の重要性が高まる一方、市が実施した市民対象の調査では高齢者の6割が在宅や福祉施設などで亡くなることを希望しているが、実際は7~8割が病院で最期を迎えており希望と実態に差が出ている。

 パンフレットは在宅療養を希望する市民やその家族向けに、基礎知識や心構えを紹介。以前製作した「幸子さんの在宅療養」に加え、今回新たに摂食嚥下障害を予防する「口の中をきれいにして、しっかりかんで、上手に飲み込む」と、大切な人を自宅でみとるための「おだやかな在宅看取(みと)りのために」を製作した。