粉川昭一さん

 自民党系新人の一騎打ちを87票の僅差で制し、初当選した。一夜明けた24日、選挙事務所で記者会見に臨み「(新型コロナウイルス禍や財政難の)厳しい状況を市民と乗り越え、夢と希望を持てる市にしたい」と表情を引き締めた。

 当選が決まった直後、2005年の大沢小女児殺害事件を受け結成した自主防犯団体「大沢ひまわり隊」にちなみ、支援者からヒマワリの花束が贈られた。「花言葉は『あなたを見つめる』。温かい目で見守ること、しっかりやれという厳しい目で見てもらうという二つの意味で、受け取らせてもらった」

 故大嶋一生(おおしまかずお)前市長とは盟友だった。「日光を思う彼の真っすぐな気持ちを引き継ぎ、市を次のステージに進めていくことを墓前で報告したい」と話した。

 保守分裂によるしこりが懸念される中、「議会にしっかり説明し、議論を重ねて共に取り組んでいきたい」と強調。コロナ対策では「情報発信などを拡充した組織づくりを行う」とした。疲弊する観光業については「観光地と市が協働関係でやっていくことが大切」と力を込める。木和田島に母、妻、長男、長女と5人暮らし。