優秀賞に当たる「ベスト・フラワー」に輝いた「パラソルロマン」(県提供)

 県は24日までに、ジャパンフラワーセレクション実行協議会(東京都)が主催した審査会で、県が開発したアジサイ「パラソルロマン」が鉢物部門のベスト・フラワー(優秀賞)を受賞したと発表した。形やデザインのほか、栽培しやすい点などが評価された。

 審査会は、11日に横浜市内で開かれた花きの新品種を審査する「ジャパンフラワーセレクション」春審査会。鉢物部門には種苗会社や自治体などが43点を出品し、優秀賞には計7点が選ばれた。

 パラソルロマンは、喜びや楽しい気分をもたらすとして「モーストジョイ特別賞」も受賞した。11月下旬に優秀賞から選ばれる「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」候補にもなった。

 県農業試験場が2011年から開発に取り組んで誕生したパラソルロマンは、18年に農林水産省へ品種登録を出願した。八重咲きで淡いピンク色の花を咲かせる。花の数が多く、ボリュームがあるのが特徴。県内12戸の生産者が栽培する。

 県生産振興課の担当者は「生産者の励みにもなり、非常にうれしい。多くの方の目に触れるきっかけにしたい」と喜んでいる。

 審査会では、同じく県が開発したアジサイ「エンジェルリング」と「プリンセスリング」も入賞した。