日光市長選・年代別投票動向

日光市長選・支持政党別投票動向

日光市長選・地域別投票動向

日光市長選・年代別投票動向 日光市長選・支持政党別投票動向 日光市長選・地域別投票動向

 下野新聞社はとちぎテレビと合同で、日光市長選の期日前投票期間の18、19両日と投開票日の23日の計3日間、市内3地域で出口調査を実施し、計714人が回答した。自民党系新人2人による保守分裂の選挙戦。初当選した前市議粉川昭一(こなかわしょういち)氏(57)は無党派層の56%、立憲民主党支持層の76%の支持を集めた。惜敗した元副市長阿部哲夫(あべてつお)氏(71)=自民推薦=は70代以上、粉川氏は50代以下の支持が厚く、支持年代の違いが鮮明に表れた。

 調査は今市、日光、藤原各地域(期日前4カ所、当日3カ所)で実施した。

 選挙結果は、わずか87票の僅差。出口調査でも粉川氏50・3%、阿部氏は49・7%と互角だった。期日前投票時は阿部氏がやや優勢だったが、草の根運動で支持を広げた粉川氏が終盤に猛追。投開票当日は逆に粉川氏が55%と10ポイントの差をつけ、逆転した格好だ。

 結果に大きく作用したとみられるのが無党派層の動向。期日前は互角だったが、当日は粉川氏の支持が急拡大し、63%が選んだ。同市が地盤の立憲民主党・福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員の後援会は自主投票としたが、同党支持層の7割以上が粉川氏に流れた。一方、自民党を前面に戦いを進めた阿部氏は同党支持層の65%を集めた。

 年代別では、70代、80代以上はそれぞれ60%、71%が阿部氏を支持。一方、50代以下は各世代で粉川氏が上回り、特に30代と40代は約7割に上った。60代は拮抗(きっこう)した。

 地域別でみると、長年、旧日光市職員だった阿部氏は日光地域で69%、藤原地域でも60%と優勢だった。粉川氏は大票田の今市地域の地元大沢地区で68%の支持を獲得。今市地区でも阿部氏を9ポイント上回った。浮動票が多いとされる地域での終盤の追い込みが逆転につながったとみられる。