園児に絵本を紹介する山崎さん=21日、宇都宮市下岡本町

 元県職員で足利銀行破綻後の中小企業再生に尽力し、現在は保育園で事務長兼用務員を務める山崎美代造(やまざきみよぞう)さん(85)=宇都宮市下岡本町=が保育園の実話を基に書いた絵本「はるとくんとネズミたち」が25日、下野新聞社から発刊される。園児が育てた稲がネズミに盗まれたことから始まる物語。他人や動物を思う優しさと、さまざまな視点を持つことの大切さを伝えたいという。

 山崎さんは県林務部長などを経て退職後、足利銀行の破綻を受け設立された企業再生投資ファンド「とちぎインベストメントパートナーズ」社長などを歴任。その後、大学院で農学博士(地域経済学)を取得するなど、異色の経歴を持つ。