一般高齢者対象に行われた接種

 【足利】市は23日、75歳以上の市民を対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種を始めた。大前町の市老人福祉施設「西幸楽荘」で午後2時から、計240人が接種を受けた。29日までは1日240人、30日以降は同480人のペースで進める。

 初日は、市職員や市医師会の医師や看護師ら32人で接種体制を整えた。早川尚秀(はやかわなおひで)市長や市医師会の漆原邦之(うるしばらくにゆき)会長らが視察した。

 被接種者の多くはあらかじめ問診票を記入し、半袖シャツ姿で待機しており、目立った混乱はなかった。キャンセルで出た余剰ワクチンは、会場運営に当たった市シルバー人材センターの会員が接種した。

 接種を終えた市民には、2回目の接種日時の通知書が配られた。鹿島町、主婦茂木(もてぎ)きよ子(こ)さん(80)は「次の予約をしなくていいのは助かる」。一方、五十部(よべ)町、主婦(81)は「2回目の接種日が法事と重なった。日程変更は不安だから接種を優先しようか」などと思案していた。

 市によると、日程変更はコールセンターで受け付ける。ウェブ予約との併用で、電話回線混雑は改善されているという。(問)0570・027・798。